こども食堂が7倍まで増加・そのワケとこれからの課題とは

こども食堂は以前からテレビでもよく取り上げられていて見ていましたが

どんどんと増えていってるのですね その背景とは ?

おはよう朝日です 岩本計介の朝トレ!キーワードより


 

こども食堂とは

 

家でお腹を空かせていたり一人でご飯を食べる子供に無料か定額で食事を提供する場

運営は ? NPO法人 民間のボランティアでやられていることが多いようです

場所は? 公民館など 頻度は ? 月数回

始まりは ? 2012年東京の八百屋さんの女性店長が始めたそうです

「だんだんこども食堂」の近藤博子さんが知り合いの教師から

“夕食を食べていない子がいる”と聞いて店を開放して食事を提供したのが始まりなんですね

 

大阪のこども食堂

 

219か所もあって全国2位だそうです

ちなみに1位は東京335件 3位は神奈川169件 沖縄や北海道にもあるようです

大阪にあるこども食堂を捜したい場合は 大阪府のHPに子供食堂のマップがあります

大阪市が81件とやはり多いですね わが市も7件と多いほうです

1軒近くで週1回開催されていました

 

♥身近にあっても知らないものですね^^;

 

こども食堂安心・安全向上委員会が初発表

 

調査は今年1~3月に実施

子供食堂が急増2年弱で7倍まで件数が増えているようです

全国2286か所・利用者は約100万人(年間)

 

増加の背景1 子供の貧困

 

所得が標準の半分にも満たない世帯で暮らす子供 15.6%6人に1人

過去1年間で家族が必要な食料を買えなかった経験がある世帯 14.8%

 

♥信じられない現実があるんですね・・・

 

背景2 高齢者らを受け入れる場にも

 

こども食堂ですが子供限定ではないので

子供たちと高齢者が孤食から解放されて地域交流の場になるケースも増えているようです
 

 

課題

 

予算が足りない

 
運営は無償ボランティア頼りの事も多くて企業などからの寄付は食材や会場費に消えます

人の善意だけが頼りなのですね
 

食の提供に不安

 
食中毒や感染症対策に予算が必要

 

活動支援の動き

 

こども食堂安心・安全向上委員会

ネットで寄付を募ります 食中毒・怪我に対応した保険料支援の為

京都府 1000万を予算に(2017年度) 自治体の協力は不可欠かもしれませんね

 

メリット

 
産経新聞からの引用です

子供だけでなく、協力している大人も支援を通して地域での役割を見つけ、つながりを深めている」。

約2年半前から、大阪府枚方市で、子供食堂を運営する梅原知子さん(48)は、

子供食堂が地域にもたらす相乗効果をこう説明する。

梅原さんは毎週金曜夜に子供食堂を開き、

毎回30~50食を提供。支援者は活動を通して子育ての実情を知るだけでなく、

顔と名前を覚えることで防犯活動にもつながっているという。

大阪市西成区など府内各地で子供食堂の運営に携わる社会福祉士の辻由起子さん(44)

貧困対策ではなく、子供の居場所作りに不可欠だ」と話す。共働きの家庭では、

子供が1人で食事をとることが増えがちで、

「子供食堂は、独りぼっちになる時間を埋めることができる。幅広い意義があることを多くの人に知ってもらいたい」と呼びかける。

 

 

子供の数も減っている今ですから子供たちを大切にしないといけませんね