子宮頸がんステージⅢbの治療2 放射線治療の目的と過程 

放射線治療には 外部から照射するものと

内部から照射する2つの種類があります。

子宮頸がんが進んでいる私は手術は出来ないので

外部照射と内部照射(腔内照射)の両方を受けました






放射線の役割



放射線を照射してがん細胞を死滅させるのが放射線治療です

治すことを目的とした 根治治療 

症状を和らげる 緩和治療 があります

照射する時期も ある程度腫瘍を小さくする目的で 手術前に行ったり

腫瘍手術後に 残ってる可能性のあるがん細胞の根絶を目的とする場合もあります

完治が不可能な場合でも 腫瘍を小さくして 周りの臓器への影響を

取り除いて 出血や痛みなどの症状を減らしてあげることも可能です

放射線治療のメリットは痛みが無く体への負担が少ない事です

内部照射はキツイですけどね^^;

器具を子宮内に入れるのですから・・・

関連リンク↓ 2020年8月の記事です

最新放射線治療と子宮頸がん


腎臓への影響



子宮頸部に出来た私の腫瘍は 尿管に影響を与えていました

右の横っ腹が痛んだのは 尿管が腫瘍に圧迫されていて

右腎臓が腫れていたからの 痛みだったようです

少し前から 朝の尿が出にくいと思っていました

ひどくなれば 肝臓の機能も悪くなって

尿が溜まってそこに細菌が入れば

尿路感染で高熱がでたりしていたかもしれません

もっと怖いことは 腎機能が失われたりすることで

腎瘻になったり 透析しないといけなくなったり

子宮だけの問題ではなくなっていたかもしれません

身体はシグナルだしてくれていたのに 

気が付かなかったのです・・・・




放射線外部照射準備



入院前に外部照射を受ける準備がありました

シュミレーションという過程です

CTを使ってどの部分に照射するのか定めます

何十回と同じ場所に照射をしていくので

お腹に専用ペンでマーキングがつけられます

最初の時書かれた線が消えないように 

保護剤も塗られたのですが

もう くすぐったくで身体くねくねになってしまいました(笑)

お風呂に入っても ゴシゴシこすってはダメです

薄くなってきたら 消えてはいけないので 上からなぞられます

退院した後も暫く消えないでいました

リニアック



外部照射治療は リニアックという専用機器が使われます

とても大きな機械です

そこに横たわって寝台を 別室から微調整しながら照準に合わせます

準備に10分ほど 部屋から技師さんなどみんな撤退したあと

照射が始まります照射時間は1分から2分程度

この治療は痛くも痒くもありません

線書くときのくすぐったさだけでした(笑)

放射線外部照射副作用



受けた時の副作用は人によって違うようです

私の場合 最初の2回くらい終わった後

酔った感じでふらふらした程度です

25回毎回病室から一人で長い距離歩いて

決められた時間に放射線科まで通っていました

体調が悪くなる人は 看護士さんもしくはボランティアさんと

車いすで移動されていました

♦放射線ががん以外の正常な組織や周りの臓器に当たると

「吐き気」や「下痢」が起こることがあります。

同じ治療受けていた方は治療中膀胱炎になっていました

治療後半年から数年後に現れる副作用

「直腸炎による血便」「膀胱炎による血尿」

「小腸炎による腸閉塞」など

治療しても慢性的に残る事もあります。

次はすごく怖かった😢腔内照射の話させていただきます

↓をご覧ください

子宮頸がんステージⅢBの治療3 放射線治療 腔内照射


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